texcy luxe style magazine

ビシっと決めろ!男を磨くGLASSES

顔の印象を変える眼鏡は、ビジネスの場でこそ輝く。さまざまな仕事の場での印象づくりに役立つ、ビジネスマンにお薦めの眼鏡の選び方とは?

 靴やバッグ、時計にはこだわっても、眼鏡にこだわっている人は意外と少ない。眼鏡には人の印象を変える力があり、ビジネスの武器になる。仕事に活用するなら、まずは眼鏡を選ぶ前に「自分をどんな印象に見せたいか」をしっかりと思い描くことが大切だ。

 フレームの素材にはいくつか種類があるが、メタル素材なら職場で信頼感を演出できる。形は、ウェリントンやボストンなど曲線的なタイプなら穏やかな印象に、スクエアなど直線的なタイプならキリッとした印象に見える。さらに、レンズの天地幅を選ぶ時に注意したいのが「たった1㎜の差で印象が変化する」ということ。縦幅を広げればより穏やかに、狭くすればよりキリッとした印象へと変わる。

 色は、定番の黒を選択するビジネスマンが多いが、実は黒よりネイビーがお薦め。強い発言力がいる場面では黒のほうが力を発揮するが、普段相手と会話をする時にやや威圧感を与えてしまう。ネイビーは誠実や信頼、清潔感といった印象づくりに役立つため、ビジネスマンに最適だ。他の色ならグレーや淡い紫など、黒よりも色の主張を抑えるのがコツ。眼鏡は、相手が至近距離で見るもの。たとえ僅かな色合いの差異でも、その違いが出やすい。

 プレゼンで強く発信したいのか、商談の場で誠実なイメージを与えたいのか。靴のように複数持ち、シーンに応じて使い分けてみてはどうだろう。裸眼の人なら尚のこと効果的に、伊達眼鏡で〝もう一人の自分〟を作り出せる。周囲の反応がいつもと違うことに気づき、眼鏡の面白さを知るはずだ。

取材協力店舗
未来を創る眼鏡サロンMyaMya
眼鏡コーディネーター宮キヌヨさんによる診断で、
自分に合った眼鏡が見つかるサロン。完全予約制。
東京都港区三田3-1-3 MKビル3F
T E L:03-3454-0668
営業時間:10時30分~16時(受付終了)
定 休 日:木曜・日曜・祝日