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ローファーは、上品さとほどよい抜け感があり、一般的な革靴よりもカジュアルな雰囲気をもつシューズです。
靴ひもがないスリッポンタイプの靴なので、簡単に脱ぎ履きすることもできます。
一方で、カジュアルな雰囲気を持つ分、上手に履きこなすには基本を押さえることが大切です
ここでは、メンズ用のローファーの種類やビジネス用途に向いたローファーの選び方などをご紹介します。
【メンズ向け】ローファーはビジネスでも履ける？ 覚えておきたい基本のマナー
ビジネスシーンでもローファーは履ける？
革靴のローファーは上品な印象こそ持ってはいますが、カジュアルシューズの一種でドレスシューズではありません。
営業や会議などのビジネスシーンでは、原則として着用を避けた方が良いでしょう。
冠婚葬祭のようなフォーマルなシーンも、学生以外の方はローファーの着用は避ける必要があります。
ただし、ビジネスカジュアルを取り入れているなど、職場でルールが定められている場合もあるため、事前に確認しておくことが大切です。
職場のルールで認められているのであれば、TPOをわきまえたうえで、ローファーをビジネスカジュアルに合わせてみてはいかがでしょうか。
メンズ向けローファーの種類
ローファーは、デザインによって特長が大きく異なります。
メンズ向けローファーの代表的な種類と、それぞれの特長を簡単にご紹介します。
コインローファー
甲の部分に切れ込みがある、定番デザインのローファーです。
ペニーローファーと呼ばれることもあります。
シンプルなデザインでビジネスシーンでも履きやすいのが、コインローファーの魅力です。
ジーンズやチノパンといったカジュアルな着こなしにも合わせられます。
ビットローファー
甲の部分に馬具（ホースビット）を模した金具が付いているローファーで、華やかな雰囲気を持つのが特徴です。
足元にアクセントを加えたり、コーディネートを華やかに仕上げたりしたい時に適しています。
バンプローファー
装飾のないシンプルなデザインと、跳ね上がったトゥ（つま先）部分が特長的なローファーです。
蛇の頭に似ている形状から、コブラバンプと呼ばれることもあります。
すっきりした印象で、カジュアルなコーディネートと相性が良いのが魅力です。
ビジネスシーンでも使えるローファーの選び方
ローファーを履きこなすには、TPOに即したものを選ぶことが大切です。
ビジネスシーンでも使いやすいローファーを探している方は、以下の点を確認しておきましょう。
シンプルで落ち着いたカラーや素材がおすすめ
ビジネスシーンで使うローファーは、ブラックやダークブラウンといったカジュアル感が出にくく、スーツにも合わせやすい色を選ぶのが基本です。
明るいカラーのローファーは、カジュアル感が出やすいので避けましょう。
素材についても、レザーでシンプルな加工のものを選ぶと、ファッションやシーンに合わせやすくなります。
ワニ革やスエードといった素材は、余りビジネス用途には適していません。
サイズ選びには注意が必要
ローファーは、一般的な革靴やスニーカーのように靴ひもでフィット感を調整することができません。
特に、本革を使用している商品は、履き続けるうちに革が伸び、サイズが合わなくなることも考えられます。
大きめや小さめのサイズを選ぶと、履きにくさや歩きにくさなどにつながるおそれがあるため、注意が必要です。
自分の足に合ったサイズのものを選ぶことを心がけましょう。
カジュアルなコーディネートに合わせるにはどうする？
ローファーは、ビジネスや通学といったシーンだけでなく、カジュアルなシーンでも使いやすいのが魅力です。
カジュアルなコーディネートにローファーを合わせる時は、足元をすっきりと見せることを心がけると、おしゃれに仕上げられます。
例えば、くるぶし丈のパンツにローファーを合わせると、足元をきれいに見せることができます。
パンツの丈が長い時は、ロールアップして丈を調整するのがおすすめです。
この時、靴下とインナーの色味を合わせると、全体のバランスがよくなります。
また、コーディネート全体の色味を考えて、ローファーや服のカラーを決めることもポイントです。
落ち着いたカラーのローファーをコーディネートに合わせる時は、服の一部に明るい色をプラスすると、カジュアルな印象に仕上がります。
ビジネスにもカジュアルにも使えるおすすめのメンズ向けローファー
アシックス商事では、ビジネスでもカジュアルでも使いやすい、シンプルなデザインと心地よいフィット感を追求したローファーを取り扱っています。
ここからは、ビジネスにもカジュアルにも使いやすい、アシックス商事のローファーをご紹介します。
TU-7775
甲の部分に切れ込みがある、定番デザインのローファーです。ペニーローファーと呼ばれることもあります。
シンプルなデザインでビジネスシーンでも履きやすいのが、コインローファーの魅力です。
ジーンズやチノパンといったカジュアルな着こなしにも合わせられます。
TU-7015
甲部分にベルトや装飾のない、シンプルなデザインのバンプローファーです。
シンプルなデザインなのでさまざまな服装にも合わせることができます。
すり減りやすい個所にラバーを配置することで、着地・蹴り出し時の路面への適応性や耐久性に配慮しているのも特長です。
TU-8007
甲部分のビットが上品な印象を与えてくれるローファーです。
スーツにもビジカジスタイルにも活躍します。
耐久防水性と透湿性を兼ね備えた「GORE-TEXファブリクス」をライニング（裏材）に使用しており、晴れの日も雨の日も足を快適に保ちます。
天気を問わず使いやすい一足です。
TPOに合わせた履きこなしがポイント
ローファーは、革靴らしい落ち着いた雰囲気と抜け感を併せ持っているのが魅力のシューズです。
デザイン次第では、カジュアルからビジネスまで、さまざまなシーンで着用できます。
ただし、ローファーはあくまでもカジュアルシューズの一種です。職場によっては、ローファーの着用を認めていない可能性もあります。
冠婚葬祭をはじめ、フォーマルな場面で着用するのも避けてください。
TPOを考えながら、上手にローファーを履きこなしましょう。
公開日：2025/6/3
