小学生の子どもにおすすめの靴・スニーカーは?靴選びのポイントと子どもの足の特徴

小学生の子どもにおすすめの靴・スニーカーは?靴選びのポイントと子どもの足の特徴

子どもの成長は早いものです。靴や洋服はサイズがすぐに合わなくなるからと、少し大きいサイズを購入している方も多いかもしれません。
しかし、サイズが合わない靴を履かせ続けると、成長に悪影響を及ぼすことも考えられます。
大人とは作りの異なる子どもの足に合わせて、適切な靴を用意することが大切です。
ここでは、小学生の子どもに適した靴をのチェックポイントと、運動会などで速く走りたい子ども向けのスニーカーの選び方などをご紹介します。

大人とは異なる子どもの足

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成長途中の子どもの足は、大人の足とは作りが異なります。
合わない靴を履き続けた結果、さまざまな足のトラブルにつながる恐れも捨てきれません。
子どもの足がどのような特徴を備えているのかをご紹介するので、靴選びの参考にお役立てください。

個人差が大きい

子どもによって身長や体格の成長に大きな個人差があるように、足のサイズも大きな個人差があります。
同じサイズの靴を用意しても、体格によってはきつく感じる、ゆるくてすぐに脱げてしまうということはよくあります。
足の長さだけを見て靴を決めるのではなく、足幅や足回りの長さ、甲の高さなどもしっかりと測った上で、靴を選ぶことが大切です。

また、座った状態だと正しい足の大きさが測れない可能性があります。子供がまっすぐ立った状態で、足のサイズを測ることがポイントです。
自宅のメジャーや定規で測ることもできますが、より正確なサイズを知りたい方は、お店で測ってもらうことをおすすめします。

やわらかい

成長段階にある子どもの足の骨は、大人とは異なりやわらかい軟骨の状態です。
土踏まずなどは発達途上で、足の形も大人に比べるとかかとが小さくつま先側の広がった扇形をしています。
足の骨が安全にできあがるのは、18歳頃になってからです。

特に、3~6歳頃は足の土踏まず(アーチ)の形成にとっても重要な時期です。
やわらかいが故に足に合わない靴でも履けてしまう反面、そのまま成長を続けると足の形が変わってしまう恐れがあります。
足にフィットする靴を用意することを心がけましょう。

成長が早い

成長が早い点も子どもの足ならではの特徴です。
一般的には、0~3歳までは3か月に0.5~1cmほど、それ以降も12歳ころまでは半年に0.5cmほどのペースで、足のサイズが成長していくとされています。

前述したとおり、サイズの合わない靴を履いていると、さまざまな足のトラブルにつながる恐れがあります。
靴の中で足が滑って負担がかかる原因にもなるため、成長してすぐにサイズが変わるからと、大きめの靴を履かせるのは避けましょう。
個人差はあるものの、3歳までは3か月ごと、それ以降は半年程度を目安に、靴を買い替えていくのがおすすめです。

また、子供は成長に合わせて歩き方が変化していきます。
例えば、小さい赤ちゃんは不安定なよちよち歩きを、1~3歳頃の子どもは足裏全体を使うぺたぺた歩きを行います。
より大きくなって小学生になると、小さい頃よりも運動量が増えていくでしょう。
子どもの成長に合わせて、適切な機能を備えたシューズを選ぶこともポイントです。

子どもの足の平均サイズは?

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子ども用の靴を買う時に悩みやすいのが、「どれくらいのサイズを選べば良いのか」ではないでしょうか。
子どもの足の平均的なサイズを把握しておくと、靴選びの際の目安にできます。

【子どもの足の平均サイズ】
・新生児:8.0~11.0cm
・6ヶ月~1歳まで:11.0~13.0cm
・1歳:12.0~14.0cm
・2歳:13.0~15.0cm
・3~4歳:14.0~18.0cm
・5~6歳:17.0~18.0cm
・7~8歳:19.0~20.0cm
・9~10歳:21.0~22.0cm
・11~12歳:22.0~24.0cm

ただし、子どもの発育状況は個人差による部分が大きいです。
上記の数字はあくまでも目安として考え、サイズを実際に測ってから靴を選ぶことをおすすめします。

子どもの足に合うスニーカーのチェックポイント

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子ども用にスニーカーを購入する際は、サイズ以外にもさまざまなポイントを確認する必要があります。
子どもの足に合うスニーカーをお探しの方は、以下の点をチェックしておきましょう。

甲の部分がフィットする

最初に確認したいのが、足の甲の部分にフィットしているかどうかです。足の甲を締めることで、自然に歩行しやすくなります。
足に合わせて甲の高さを調整できるタイプのスニーカーを選ぶのもおすすめです。
具体的には、靴ひもや面ファスナーなどで靴を留めるタイプを選ぶと良いでしょう。

ただし、靴ひもはフィット感を調整しやすい反面、小さな子どもだときちんと結ぶのが難しいことも考えられます。
ある程度靴を履くのに慣れてから用意するか、面ファスナータイプのスニーカーを選ぶか、保護者の方がほどけないように結んであげる必要があります。

かかと部の作りがしっかりしている

かかと部の作りがしっかりとしているかどうかも、重要なポイントです。
作りがしっかりしており、かかとを固定できれば、靴の中で足が動いてしまうのを防げます。

かかと部が極端にやわらかい、靴底が薄いといったシューズは、着地の際に足に負担がかかってしまい、足の成長に悪影響を及ぼす可能性があります。
かかと部が適度に硬いものを選ぶようにしましょう。かかとの硬さを確認した上で、試着させてみるのも有効です。

また、小さい子どもはつま先を上げずに足裏全体でペタペタと歩きます。
つまずくのを防ぐために、つま先部分が少し反り上がっている靴を選ぶことも大切です。

靴底が足なりに曲げられる

靴を履かずにはだしで歩くと、足の指の付け根部分は曲がります。
靴を履いた時に、はだしの時とは違い足指の付け根部分が曲がらないと、足に負担がかかったり、蹴り出しが上手にできなかったりする原因になる恐れがあります。

靴底が適度にやわらかく、足なりに曲げられる靴を用意してあげましょう。
靴のサイズが大きいと、足なりに曲げるのが難しくなります。
また、靴底に厚みがあって曲がりにくいシューズにも注意してください。

運動会で速く走れる靴の選び方

運動会で速く走れる靴の選び方"

運動会やかけっこなどで、できるだけ速く走りたいと考えている子どもは多いものです。
速く走るためには、走りやすい靴を選ぶことが大切です。
では、早く走るためにはどのような靴を用意すれば良いのでしょうか。

面ファスナータイプの靴

靴ひもやストラップといった留め具が付いていないスリッポンタイプの靴は、脱ぎ履きがしやすい反面、走っている最中で脱げてしまう可能性があります。
留め具が付いており、足に固定できるタイプの靴を選びましょう。

フィット感を調整する点では靴ひもタイプの靴が便利ですが、子どもの年齢によってはひもを上手に結べず、逆に脱げやすくなったり、ひもを踏んで転んだりする恐れもあります。
運動会やかけっこなどで速く走ることを第一に考えるのであれば、ホールド力があり履き心地の調整も簡単に行える、面ファスナータイプの靴を選ぶのがおすすめです。

つま先部分が広い

つま先部分の横幅にゆとりがある靴を選ぶことも大切です。
子どもの足は、まだまだ成長段階にあります。足の指を動かすことができないと、成長を妨げる原因になりかねません。
足先の横幅が適度に広く、足の指を自由に動かせる余裕がある靴を選びましょう。

また、つま先が反りあがっているかどうかも重要です。
前述したとおり、子どもは足裏全体でペタペタと歩くため、反りがないと力を入れにくく、歩きにくさを感じる原因になることもあります。

靴底に適度に弾力がある

靴底が硬すぎるスニーカーは、地面を蹴りにくく、足も前に出しづらくなります。
踏み返す動作が上手に行えず、靴が脱げてしまう可能性もあります。
靴底に適度に弾力があり、足を前に出しやすいものを選ぶこともポイントです。

靴底が極端に薄すぎたり、厚すぎたりするスニーカーも避けましょう。
足に着地時の負担がかかりやすくなる、足裏を曲げられないといったデメリットにつながります。
足にかかる負担を減らしながら走りやすさを向上させるには、靴底が適度に厚いスニーカーを用意することが大切です。

かかとのホールド感がある

子どもは、着地する際に体のバランスを崩しやすいです。
着地時にかかとに大きな負担がかかると、体の重心がブレやすくなり、走りにも影響を与えます。

かかと部分にも適度な厚みや硬さがあり、ホールド感に配慮されているスニーカーを選ぶようにしましょう。

軽量な靴

重たすぎるスニーカーは、子どもの負担になったり、疲れを感じたりする原因になることも考えられます。
軽く足を動かしやすいスニーカーを選びましょう。

ただし、軽量な靴は重さを減らす目的でクッション性などの機能性をそぎ落としている可能性もあります。
靴の重量だけを気にするのではなく、クッション性と軽さを両立した靴を選ぶのがポイントです。

通気性の良さも大切

速く走ることにはつながりませんが、通気性の良さも確認しておきましょう。
足には汗を出す器官がたくさんあります。
運動して汗をかくと、靴内の温度が上がってしまいます。
汗で蒸れた状態で靴を履き続けると、雑菌が繁殖してニオイがしやすくなってしまうのです。

子どもの足や靴のニオイが気になる方は、メッシュ素材が使われており、通気性に配慮されたスニーカーや、雑菌の繁殖を抑える工夫が加えられているスニーカーを選ぶことをおすすめします。

子どもの足を足元から支える『 LAZERBEAM (レーザービーム) 』

子どもの足を足元から支える『

子ども用のスニーカーを探している方は、『LAZERBEAM (レーザービーム)』をお試ししてみてはいかがでしょうか。
甲の高さを調整できる、つま先側が広く、少し反りあがっているなど、子どもの足に寄り添った機能を多く備えています。
ここからは、レーザービームのおすすめ商品をご紹介します。

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路面をグリップするシャベル状のスパイクや、キック時のパワーを高めるつま先部の屈曲溝など、走りを支える機能を搭載したスピードモデルです。
靴ひもタイプなので、甲部分のフィット感の調整しやすさに優れています。

また、成長段階にある子どものかかとを固定し支える樹脂製のヒールカウンターを搭載。
中敷きには消臭機能素材「MOFF」を採用し、気になるニオイを軽減します。
取り外し可能なカップインナーソールを採用しているので、汚れても手軽に洗える点も特長です。

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路面をグリップするシャベル状のスパイクや、キック時のパワーを高めるつま先部の屈曲溝など、走りを支える機能を搭載したスピードモデルです。
ゴムひもと1本ベルトでフィット感を調整するので、靴ひもを結びなれていないお子様にも適しています。

中敷きには消臭機能素材「MOFF」を採用し、気になるニオイを軽減。
取り外し可能なカップインナーソールを採用しているので、汚れても手軽に洗える点も特長です。
ウイズは3E相当(当社基準)と、ゆったりした幅広設計になっています。

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ゆとりのある扇形設計や反り上がったつま先部など、子どもの成長段階に合わせたキッズ専用ラスト(靴型)で作られたスニーカーです。
軽やかに走ることができる一足に仕上げています。

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ゆとりのある扇形設計や反り上がったつま先部など、子どもの成長段階に合わせたキッズ専用ラスト(靴型)で作られたスニーカーです。
軽やかに走ることができる一足に仕上げています。

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シンプルなデザインと動きやすさを追求したモデルです。
通学からクラブ活動、週末のおでかけまで、さまざまなシーンで使うことができます。
樹脂製のヒールカウンターを採用することで、かかとのブレを抑えて安定した走りをサポートします。
つま先やかかとの摩耗しやすい部分にゴム底を搭載しており、軽量化に配慮しているのも特徴です。

子どもの足に合った靴を用意してあげよう

子どもの足に合った靴を用意してあげよう"

成長途中でやわらかく、個人差も大きいなど、子どもの足は大人の足とは大きく異なります。
すぐに合わなくなるからと大きめの靴を選びたくなりますが、成長段階の子どもの足だからこそ成長に悪影響を与えないよう、ぴったりフィットする靴を用意することが大切です。

また、足にフィットして動きやすい靴なら、通学や普段のお出かけはもちろん、運動会やかけっこなど、アクティブに体を動かすシーンでも快適に使えます。
子ども用に動きやすい靴をお探しの方は、LAZERBEAMを活用してみてはいかがでしょうか。

公開日:2024/12/13