
通勤や結婚式、プライベートまで、さまざまなシーンで活用できるのがパンプスです。
デザインやカラーも豊富で使いやすい反面、歩きにくさを覚えたことがある方もいらっしゃるでしょう。
歩きやすく使いやすいパンプスを選ぶには、どのような点を確認すれば良いのでしょうか。
ここでは、パンプスを購入する際に覚えておきたい基礎知識をご紹介します。
通勤や結婚式、プライベートまで、さまざまなシーンで活用できるのがパンプスです。
デザインやカラーも豊富で使いやすい反面、歩きにくさを覚えたことがある方もいらっしゃるでしょう。
歩きやすく使いやすいパンプスを選ぶには、どのような点を確認すれば良いのでしょうか。
ここでは、パンプスを購入する際に覚えておきたい基礎知識をご紹介します。
靴ひもがなく、足の甲の部分が露出しているデザインで、美脚効果を期待できる靴がパンプスです。
ショップやメーカーによって定義は変わりますが、基本的にはつま先とかかと部が両方とも塞がっている靴をパンプスと呼びます。
名前の由来は諸説ありますが、英語のポンプ(Pump)が語源という説がよく知られています。
移動手段として馬車が広く使われていた時代、御者(ぎょしゃ/馬車を操る人のこと)は、かかとが低く履き口が広いデザインの靴を履いていました。
その靴を履いた御者が、馬車のブレーキをポンプのように踏んでいたことから、履き口が広い靴をパンプスと呼ぶようになったとされています。
パンプスは、トゥ(つま先)の形状で全体の印象や履き心地の良さ、歩きやすさが変わります。
パンプスのつま先形状ごとの特徴は、以下のとおりです。
つま先が丸みを帯びている形状のパンプスがラウンドトゥです。
やわらかい印象を与えるデザインで、フォーマルからカジュアルまで幅広いシーンで着用できます。
つま先部分にゆとりがあるので、歩くことが多いシーンにも向いています。
飾りが付いているものだと可愛らしく、シンプルなデザインだと落ち着いた印象になるのが特徴です。
足の親指が長い、エジプト型と呼ばれる足の方に適しています。
ラウンドトゥとは違い、つま先部分が尖っているのが特徴です。
落ち着いた印象のデザインで、ビジネスシーンや結婚式でも履くことができます。
美脚効果も期待できますが、足先が痛くなることがあるので、長時間歩く用途にはあまり向いていません。
足の人差し指が親指よりも長い、ギリシャ型と呼ばれる足の方におすすめです。
つま先部分が四角(スクエア)になっていて、つま先が締め付けられにくく、履きやすさに優れています。
しっかりとした印象があるため、フォーマルなシーンで使うパンプスを探している方におすすめです。
足指の長さが並んでいるスクエア型と呼ばれる足や、足幅が広い方に向ています。
つま先があいているタイプのパンプスで、通気性がよく蒸れにくいのが魅力です。
あいている部分からペディキュアを見せるなど、足先でおしゃれを楽しめます。
また、つま先の開き具合で印象が変わる点も、オープントゥの特徴です。
開きが狭いと上品な印象に、大きく開いているとカジュアルな印象に仕上がります。
パンプスはつま先形状以外にも、全体のデザインやヒールの高さ、サイズなどを確認して選ぶことが大切です。
パンプスの選び方のポイントを見ていきましょう。
パンプスは、全体のデザインからいくつかの種類に分けることができます。
種類ごとの特徴は、以下のとおりです。
【プレーンパンプス】
パンプスの基本的な形状で、シーンを問わず使うことができます。
【セパレートパンプス】
側面があいていて、つま先とかかとを覆うデザインのパンプスです。
通気性が良く蒸れにくいのが特徴です。
【ストラップ付きパンプス】
ストラップが付いていてフィット感が高く、脱げにくさに優れています。
足首を固定するアンクルストラップパンプスや、足の甲を固定するパンプスなど、ストラップの付き方でいくつかの種類に分けられます。
【オペラパンプス】
オペラを観劇する際の靴として使われていたのがオペラパンプスです。
エナメル素材で作られており、甲の部分にリボンの付いたデザインが多く見られます。
ヒールの高さは、着用する目的や靴に求める機能性に合わせて選びましょう。
例えば、歩きやすいパンプスを探している方は、ヒールの高さが3cmほどのローヒールや、平坦なフラットヒールを選ぶのがおすすめです。
カジュアルなシーンや、子供を連れている時でも使うことができます。
一方で、冠婚葬祭や就活といったフォーマルなシーンでは、5cmほどの高さがあるミドルヒールが最適です。
歩きにくいと感じる方は、太さがあるチャンキーヒールのパンプスを選ぶと、安定感が増します。
また、カジュアルなパーティーシーンでは、7cm以上の高さがあるハイヒールを履くのも良いでしょう。
靴擦れなどのトラブルを防ぐために、サイズやウイズを確認して、フィット感に優れた靴を選ぶことも大切です。
パンプスの長さは、かかとを靴の後ろに付けた状態で、指先に1cmほど余裕があるかどうかを確認しましょう。
指先まで詰まるサイズのパンプスだと足を痛めやすくなります。
靴擦れの原因になるため、かかと部分がしっかりかかるかどうかも重要なポイントです。
また、パンプスの横幅の広さも確認する必要があります。
万が一幅にきつさを感じる方は、ストレチャーや靴用の柔軟剤を使って、部分的に靴を伸ばして調整するとよいでしょう。
反対に、幅が緩いときは、インナーソールを入れて調整を行うのがおすすめです。
パンプスに使われている素材も、パンプスの使い心地に影響します。本革製のパンプスは、使ううちに足になじんで少し伸びます。
最初からゆとりのあるサイズを選ぶと、サイズが合わなくなることがあるため、伸びるのを前提にフィット感を確かめることがポイントです。
エナメル革や合成皮革を使ったパンプスは、基本的には伸びません。
本革とは異なり、ぴったりフィットするものを選ぶ必要があります。
着用するシーンやライフスタイルに合わせることも重要です。
パーティーや結婚式といったフォーマルな場で使うパンプスであれば、シンプルなカラーやデザインを選ぶ必要があります。
仕事で使うパンプスも、ビジネスに適したデザインかどうか確認しておくと良いでしょう。
スーツに合わせる場合は、派手な色や柄は避け、黒色のシンプルなパンプスを選ぶのが基本です。
オフィスカジュアルが問題ないのであれば、落ち着いた色味のネイビーやベージュのパンプスもおすすめです。
デザインと併せて、機能性も確かめておくと、パンプスを履きやすくなります。
歩きやすさや疲れにくさを追求した作りで、長時間履いても痛くなりにくいものなら、外回りや立ち仕事でも便利です。
また、防水加工が施されており、天気を問わず使いやすいパンプスを1足用意しておくと、雨の日も快適に着用できます。
パンプスを履いていて「疲れやすい」「足が痛い」「歩きにくい」などと感じる方は、歩き方を見直してみてください。
ヒールが高いパンプスで歩く時は、つま先とヒールが同時に着地するように意識しながら歩きましょう。
つま先をまっすぐ前に向けて、全身を使って歩くこともポイントです。
正しい歩き方を意識しても足が痛くなる方は、パンプスのサイズや形が足に合っていないことも考えられます。
自分の足に合っていて、歩きやすく痛くなりにくいパンプスを選ぶことも大切です。
女性の就活では、一般的にはパンプスを着用します。
同じ革製の靴にローファーがありますが、企業によってフォーマルかカジュアルかの判断が分かれるので、避けた方が良いでしょう。
素材は本革や合成皮革で、色は黒のパンプスが基本です。
形状はしっかりした印象を与えられるラウンドトゥかスクエアトゥを選びます。
ヒールが極端に高すぎたり、低すぎたりするものは避けましょう。
歩きにくさを感じる方は、ストラップ付きで足の甲をとめられる商品を選ぶのもおすすめです。
※写真はイメージ画像です。当社製品でお取り扱いはございません。
パンプスが臭くなってしまう主な原因は、汗と雑菌です。
汗によってパンプス内が蒸れることで雑菌が繁殖し、臭いが発生してしまいます。
抗菌防臭加工が施されたインナーソールを使ったり、毎日別の靴を履いたりすることを心がけましょう。
また、通気性が良く蒸れにくいパンプスを着用するのも、臭いの抑制につながります。
どうしてもパンプスの臭いが気になる方は、重曹や靴用の消臭グッズを使ってシューズのケアを行いましょう。
アシックス商事では、履き心地の良さとデザイン性を両立したパンプスを取り扱っています。
ここからは、おすすめのパンプスと、それぞれの特徴をご紹介します。
パンプスと一口にいっても、さまざまなデザインがあり、印象も大きく変わります。
ビジネスやフォーマルなど、着用するシーンに合うパンプスを選ぶことが大切です。
ただし、デザインだけを重視すると、歩いている途中で脱げてしまった、疲れやすいといったトラブルに悩んでしまうことも考えられます。
履きやすさや疲れにくさに配慮されているか確認することも、使いやすいパンプス選びのポイントです。
着用シーンや好みに合ったパンプス選びに、ご紹介した内容をお役立てください。